今回は、私が最近読んだ本のご紹介です。子育てで毎日忙しいママでもサクッと読める一冊ですよ!
- 子どもとの接し方で悩んでいるママ
- 子育てで忙しく、ゆっくり本なんて読めないママ
- 気分転換におしゃれな本を読みたいママ
こんにちは!このブログを運営しているキミーです。
最近、1歳の息子ジャイアンの後追いが激しく、ほんの少しの距離でもすぐに泣いたり、甲高い声を上げたりで、まいっています。
こんなにべったりな時期もあっという間なんだから、もっと心穏やかに十分に甘えさせてあげたい…とは思うものの、ちょっとくらい一人にさせてくれー!と思ってしまうのも本音です。
そんな日頃の子育てで悩んでいた私が、思わず泣いてしまった掌編作品が収録されている本をご紹介します。
時間のないママは、この掌編作品だけでも是非、読んでみてください。
魔女の宅急便の原作者 角野栄子さんのご紹介
角野栄子さんは、1935年(昭和10年)東京都深川のご出身、現在86歳の童話作家です。
「魔女の宅急便」、「おばけのアッチ」などの代表作をはじめ、海外童話の翻訳など、多数の作品を出版されています。
私は角野さんのインスタグラムをフォローしていますが、御年86歳とは思えないほど若々しく、すごくおしゃれで、いちご色の写真を見ているだけで元気をもらえます。
こんな素敵な女性になりたいと、インスタを見るたびに魅了されています。
魔女の宅急便
おばけのアッチ
「角野栄子の毎日いろいろー『魔女の宅急便が生まれた魔法の暮らし』」の紹介
そんなおしゃれな角野栄子さんのライフスタイルが詰まったこちらの一冊。
好奇心旺盛で冒険好きな角野さん、ブラジルで暮らした時期もあったそうですが、現在のお住まい鎌倉での暮らしは、無駄のないシンプルなライフスタイルという印象を持ちました。
生活の知恵や角野さんのおしゃれのルール、これまでの素敵な作品が生まれた『ものの見方』など、子育てにも通じるものをこの本から得られた気がします。
特に角野さんが魔女について説明されているページがありますが、子育て中のママは共感できる内容なので、ぜひ読んでみてください。
思わず泣いてしまった巻末の掌編『おいとちゃん』
冒頭でお話したとおり、最近、子育てで悩んでいた私が、思わず泣いてしまった掌編作品『おいとちゃん』をご紹介します。
あらすじ
85歳の小さなおばあちゃんが、昔を思い出しながら編み物をしているお話です。
自分の年齢もいくつだったか思い出せない。
けれど、息子との思い出ははっきり覚えていて、小さい頃、大きくなった頃、大人になって家を出ていく時のこと…おいとちゃんと息子の思い出話が繰り広げられます。
おいとちゃんの愛がこもった息子のセーターはついに出来上がり…
というお話ですが…
感想
私もいつか年老いて、自分の年齢すら分からなくなる時が来るかもしれません。
何もかも全て忘れてしまっても、最愛の息子と過ごした日々だけは忘れたくありません。
こんなにも人生で愛した人はいませんから。
いつか息子も大人になって自立していくでしょう。
こんなに毎日べったりと一緒にいるのもほんのわずかな時間だと思い知らされました。
ママになれたことを心から感謝します。
そして、もっと子どもとの時間を大切に、子育てを楽しもうと思っていると…涙腺が崩壊してしまいました(T_T)
子育てって本当に辛く感じる時もあるし、どうしたらいいのか分からなくなる時もありますよね。
でも、ママと子どもの関係は特別です。
悩んでしまったら、とりあえず、何も考えずにギュッと抱きしめてあげましょう。
「愛しているよ」「大好きだよ」って声をかけているうちに、きっとママの心が落ち着いてくると思います。
ママが落ち着いたら、子どもも落ち着きます。
子育て世代は、育児、家事、仕事、介護、地域のお世話など…たくさんの役割を担っていて、本当に忙しい毎日ですね。
時間のないママにこそ、おすすめの本なので、是非、読んでみてください。
子育ての悩みはみんなで解決しよっ!
周りに頼れる人がいなくて、寂しい思いをしているママは、お近くの子育て支援センターを利用してみてください。
保育士さんや支援員さん、ママさん達に悩み相談したり、おしゃべりしたり、ママのストレス解消になりますよ。